シャトー・メルシャンの輸出マネージャー小林です。
11月9日~11日の3日間、香港コンベンション・アンド・エキシビション・センターにて「香港インターナショナル・ワイン&スピリッツ・フェア」が開催されました。
その会場では、先日ニュース・リリースでお伝えしている、「香港インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション」の結果発表が行われ、シャトー・メルシャンも受賞いたしました。
左:在香港日本国総領事館 廣田司 領事
右:シャトー・メルシャン シニア・ワインメーカー 藤野 勝久
※キリンサイトへリンクします。
今年は授賞式への参加と合わせて、販売代理店ブースにおける積極的なPR活動についても実施いたしました。
シャトー・メルシャンの香港への輸出は今年開始したばかりで、販売代理店ブースでの出展も今年が初めてです。
また、今年は日本のワインづくり140年ということもあり、日本固有ブドウ品種の「甲州」と「マスカット・ベーリーA」を主軸に、シャトー・メルシャンの7アイテムをご案内させていただきました。
3日間のフェアでは、1日目と2日目は取引を目的としたお客様の来場で、最終日が一般の方への販売という形式です。どのような違いがあったかというよりも、全日すべて大盛況!アジアの熱気からブースは大忙しでした。
授賞式が初日の夕刻に行われ、2日目からは受賞したワインにメダルステッカーを貼って、さっそくご案内いたしました。
日本ワインへの関心が非常に高く、ブースには多くのお客様が来られて、テイスティングしてくださいました。
その際、日本のワイン?日本のブドウ?といった質問から、樽熟成はしているのか?どれくらいしているのか?といった質問、また、「このワインは良いね。とてもリフレッシュしてくれる」等、多くのお客様から嬉しいコメントをいただくことができました。
私がまだ知らないだけで、もしかしたら色々なアジアの料理にもシャトー・メルシャンは相性が良いのではと強く思いました。ポテンシャルをとても感じることができます。
右:シャトー・メルシャン シニア・ワインメーカー 藤野 勝久
左:シャトー・メルシャンのBrand Consultant for South China ミッキー・チャン氏
2日目は会場内にて、"Taste of the Finesse and Elegance of Japanese Wines"という題目で、セミナーを開催させていただきました。
講師はシャトー・メルシャンのシニア・ワインメーカー藤野勝久と、シャトー・メルシャンのBrand Consultant for South Chinaのミッキー・チャン氏です。
同セミナーではシャトー・メルシャンのブランドに対する思いやコンセプト、産地について等、藤野より広く紹介させていただき、その後、シャトー・メルシャンの4アイテムについて、ミッキー氏からのコメントをお聞きいただきながら、テイスティングしていただきました。
当セミナーでも様々な質問が飛び出し、とても盛り上がりました。
また、同フェアでは「Asian Wine Producers Association」のメンバーとしても参加させていただき、日本のみならず、アジアをも代表するワイナリーとして、「シャトー・メルシャン」の存在感をアピールすることができました。
今回、私自身は初めての参加でしたが、香港という地における同フェアのお客様から多様な形式でお話を聞かせていただくことができ、そのなかで日本ワインに対する関心や期待を強く感じると同時に、シャトー・メルシャンの一員として、また、輸出マネージャーとしての手ごたえを感じました。
海外のお客様からのコメントについても国内と同様、多くを参考にさせていただきながら輸出といった実務に活かすと同時に、海外でのマーケティングに活かしていきたいと思います。
■コンクール・イベントの概要
1.コンクール名:「香港インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション」
(Hong Kong International Wine & Spirit Competition)
2.審査結果発表会場:「香港国際ワイン&スピリッツ・フェア」会場
(香港国際コンベンション&エキシビジョン・センター)
3.審査期間:2017年9月25日(月)~29日(金)
4.結果発表:2017年11月9日(木)