シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー栽培係の西澤です。寒気もようやく緩み吹く風や木々の枝先に春の訪れを感じるようになりました。
私は入社以来、藤沢工場の製造業務を担当しておりました。2020年10月に異動となり学生時代からの夢であった栽培担当になりました！10月の仕込み真っ只中に赴任して初めてのことばかりでしたが充実した時間を過ごすことができ、瞬く間に仕込み時期が終わりました。
仕込み時期の甲州の様子
さて、秋も深まり日が短くなるころ1年間頑張ってくれたブドウの樹も落葉し、私にとって初めての冬季剪定が始まります。
城の平圃場に向かう道の除雪（坂が急なためこの量の雪でも登れなくなってしまいます）
先輩方に棚の剪定方法を教わりましたが初めてハサミを持った私には難しく中々ハサミが進みませんでした。棚剪定は奥が深く残す枝のバランス、枝の太さ・長さ、枝の配置を考えながら剪定をしなければいけません。この剪定をしっかりしないと、うまくブドウに栄養が届かず健全なブドウになってくれません。私がハサミを入れられるようになった頃には、周囲の棚の剪定が終盤になっていました。
岩崎地区の甲州棚の剪定をしている様子
私が剪定した樹は春から秋にかけてしっかり管理していきます。どんなブドウが収穫できるのか、今からとても楽しみです！
ワイナリーレポートの場で、私の自己紹介をさせていただきました。これからも皆様にワイナリーの情報を発信していきますので今後ともよろしくお願い致します。
天狗沢圃場に迷い込んだ野ウサギの子ども（ちゃんと逃がしました）
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