Report & News
2020/11/18

(勝フェス実行委員長 岡村より皆様へ)「勝フェス」ご視聴、ご来場ありがとうございました!

皆様、こんにちは。勝沼ワイナリーのワインメーカーで、勝フェス実行委員長の岡村です。

この度「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリーフェスティバル2020(勝フェス)」では多くの方にご視聴、ご来場いただきました。
本当に、本当にありがとうございます!

勝フェスを振り返りながら、勝フェスに込めた我々の想いを知っていただき、そして皆様と共に日本ワインを盛り上げていければ、と思い、レポートを書かせていただきました。

実際の会場では、入場者数に制限を設けての開催となりましたが、ご用意した座席がほとんど満席となるほど多くの方にご来場いただいきました。また、YouTubeによるライブ配信は勝フェスが終了した11月8日時点で、Day1、Day2合わせて約5000回の視聴回数でした。さらに、私が記事を書いた11月16日時点ではなんと、2日間の視聴回数が7000回を超えました!フェス以降にも、当日観られなかったお客様や、当日見ていただいた方にも再び観ていただいているのでしょうね。これはオンラインならではの特徴であり、現地でのイベント開催だけでは起こりえないことですよね。とても嬉しく思います。

そして、YouTubeのライブ配信内容は、いまでもご覧いただくことができます!
見逃してしまった方、まだまだ見たい方はこちらからどうぞ。

■11/7(土)Day1
https://youtu.be/83faBEjAV3M

  

■11/8(日)Day2
https://youtu.be/QQ3vOrHuEUM

  

さて、2日間にわたり開催した勝フェスですが、ここまでにいたる背景を紹介したいと思います。

シャトー・メルシャンでは2018年に桔梗ヶ原ワイナリーが、2019年には椀子ワイナリーが稼働し、3ワイナリー体制となりました。桔梗ヶ原、椀子が盛り上がりを見せる中、勝沼ワイナリーも存在感をアピールするために何かできないか、と考えるところからプロジェクトが始まりました。2019年12月のことです。この時、プロジェクトメンバーのほぼ全員から「大型のイベントを開催したい」という意見が挙がりました。

シャトー・メルシャンのイベントの歴史は古く、1974年から様々なイベント実施してきましたが、近年では「シャトー・メルシャン ハーベストフェスティバル」という名で2016年まで開催されており、それ以降は勝沼でのイベントは行われていませんでした。今年のイベントのイメージはこのハーベストフェスティバルを復活させ、多くのお客様に勝沼ワイナリーにお越しいただき、イベントを楽しんでいただきたいというイメージでしたが、当初から想いとしてあった、「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリーだけではなく、勝沼全体を、そして日本ワイン全体を盛り上げたい」というコンセプトを元にイベントイメージはそのままに名前を改め、「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリーフェスティバル2020」としました。これが勝フェスプロジェクトのスタートでした。そう考えると、「勝沼で、日本ワインを盛り上げるために何ができるか」を考えた時に挙がった、「シャトー・メルシャンだけではなく、近隣ワイナリーにもお声がけして一緒に盛り上げていきたい」という意見は今振り返ってみると、ごく自然だったように思います。

2018年にシャトー・メルシャンに赴任した私は近隣ワイナリーの方との付き合いが浅かったため、最初は「こんな提案受け入れてくれるのだろうか」という不安を持ちながら、シャトー・メルシャンのゼネラル・マネージャーである安蔵や勝沼ワイナリー長の田村に、丸藤葡萄酒工業様、勝沼醸造様、蒼龍葡萄酒様、ダイヤモンド酒造様を紹介していただき、訪問しました。どのワイナリー様も非常に喜んでくださり、ご快諾いただけたので、喜びとともに内心びっくりしたのを今でも鮮明に覚えています。

実は、勝フェスは当初2020年4月に開催する予定でした。
ところが、皆様ご承知のように新型コロナウイルス感染拡大の影響で、勝フェスは結果として11月まで開催を延期することになりました。「もう開催できないのではないか」という不安もある中、開催までこぎつけることができたのは「こんな時だからこそやらなければいけない。日本ワインを盛り上げていかなければならない」という想いそのものだったと思います。こういった環境変化の中、現地開催中心に考えていたイベントはオンラインを主体とするイベントへと進化し、内容もずいぶん見直すことになりました。ただし、当初からこのイベントに込めた想い、というのはまったく変わらずにコンセプトとしてはっきりしていたので、こういった変化にも柔軟に対応しながら軸はブラさずにプロジェクトを最後まで進めることができました。


勝沼醸造×シャトー・メルシャン トークショーの様子。Day2では椀子ワイナリー長の小林も緊急参戦し、大盛り上がりを見せました。



イベント開催にあたり、近隣4ワイナリー以外にも実に様々な方と出会い、関わることができました。イベントの企画、運営全体には山梨県の総合広告代理店である、株式会社ユーティーワイ企画様にご協力いただきました。セミナーを主催いただいた山梨大学様、コラボTシャツを作成していただいた株式会社ユナイテッドアローズ様、協賛いただいた、ワイングラスの老舗リーデル・ジャパン(RSN Japan株式会社)様、スペシャルコラボランチを開催いただいたマンダリン オリエンタル 東京様、様々なコンテンツにご登場いただいた大橋健一マスター・オブ・ワイン、現地会場にてフードを提供いただいたロッキンピッツァ様、THE BLUE TRUCK様、LA MAISON ANCIENNE様、運営、会場設置にご協力いただいた甲州市役所様etc・・・。これだけ多くの方と繋がることができたことは、私の中でも大きな財産となりました。改めて皆様に感謝いたします。

さて、主催者側のいろいろな想いがつまった勝フェスですが、皆様の目にはどのように映ったでしょうか?
本イベントを通じて一人でも多くのお客様に日本ワインのおいしさ、楽しさを感じていただけたなら、こんなに嬉しいことはありません。皆様のご意見も参考にしながら、「日本を世界の銘醸地に」するために今後も新たな取り組みを積極的に実施していきます。引き続きみなさまの応援をよろしくお願いいたします!

私はイチ造り手であるとともに、メーカーに勤めるイチ商売人でもあります。最後に「勝フェス限定 オリジナル日本ワインセット」の宣伝をさせてください!おかげ様で勝フェス終了後も好評をいただいており、11月23日(月・祝)までお申し込みを延長しています!勝沼の近隣ワイナリーのワインを飲み比べるまたとない機会です!ぜひ、勝フェスの余韻に浸りながら、心行くまでお楽しみいただければと思います。

 

■選べるセットは合計4種類!

A:勝フェス参加ワイナリー赤白6本セット
キュヴェ・ウエノの畑から生まれるマスカット・べ-リーAと、ダイヤモンド酒造さんのシャンテY.A Ycareeを飲み比べるのも面白そうです!

▼Aセットのお申込みはこちらから
https://www.kbwine.com/shopdetail/000000008331 (外部サイトへリンクします)


B:甲州ブドウの白ワイン6本セット
一番人気!造り手たちの自慢の甲州6本を詰め合わせしました。甲州の多様性やテロワールの違いを知るのにも役立つと思います。ワインを勉強中の方、飲みやすいワインを探している方にもおすすめ! 

▼Bセットのお申込みはこちらから
https://www.kbwine.com/shopdetail/000000008332 (外部サイトへリンクします)

C:赤白ワイン6本セット
コアなファンの多い、丸藤葡萄酒工業さんのプティ・ドメーヌ・ルバイヤート(赤)を楽しみたい方はこれ!勝沼醸造さんのアルガーノ クラン(赤)、シャトー・メルシャンの穂坂マスカット・ベーリーAセレクテッド・ヴィンヤードも入っていますので、山梨の赤ワインの個性が存分に楽しめます。

▼Cセットのお申込みはこちらから
https://www.kbwine.com/shopdetail/000000008333 (外部サイトへリンクします)

D:シャトー・メルシャンの3ワイナリーを詰め合わせた6本セット
勝沼・桔梗ヶ原・椀子のワイナリー限定ワインを詰め合わせました!3ワイナリーそろい踏みのセット!通常はこのようなセットは販売していないので、シャトー・メルシャンファンにはぜひ、手にしていただきたいです!

▼Dセットのお申込みはこちらから
https://www.kbwine.com/shopdetail/000000008334 (外部サイトへリンクします)





また、『おうちで勝フェスキット』も赤、白のみ残りわずかですがございます。ロゼは完売いたしました。
買い忘れてしまった方、追加で購入したい方、YouTubeを見て気になっている方、完売する前に是非お早めにゲットしてください♪

https://drinx.kirin.co.jp/wine/chm/katsufes/ (外部サイトへリンクします)

ワイナリーレポートを最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

0件の「いいね!」がありました。