日本の食卓は、和食だけでなく、世界中の様々なお料理が並ぶこともよくあります。世界各国のいろいろなお料理に、出汁の旨味を足したり、お醤油を隠し味に使ったりして、少し日本風にアレンジして取り込んでしまう懐の深さも、“和ごはん”の良さとも言えるかもしれません。イタリアンの定番パスタにも和風ベースのものがあったり、お鍋にも、寄せ鍋や水炊きだけでなく、キムチ鍋、トマトチーズ鍋など、いろいろなお鍋がありますよね。
そんな、どこか日本らしさをまとった“和ごはん”は、日本の気候風土で育ったブドウから造られる“日本ワイン”と相性ぴったり!
今回は、皆さまにぜひ楽しんでいただきたい、“和ごはん”のレシピとマリアージュをご紹介します。
「シャトー・メルシャン 藍茜」に合わせたいのは、『豚肉の七味生姜焼き』。
タレに使っている赤ワインと醤油、みりん、はちみつが、ワインと素敵なハーモニーを奏でます。
【材料】2人分
豚肉……4枚(豚ロースの薄切り肉)
リーフレタス(手でちぎる)……2枚
カイワレ大根(根を切る)……1/2パック
サラダ油……大さじ1
塩・こしょう……適量
七味唐辛子……適量
<タレ>
しょうが(すりおろし)……1かけ分
醤油……大さじ2
みりん……大さじ2
赤ワイン……大さじ1
ハチミツ……大さじ1/2
【作り方】
1.豚肉の表面に軽く塩・こしょうを振り、フライパンにサラダ油を熱し、両面を軽く焼く。
2.タレの材料を混ぜ合わせ、1に加え強火で焼く。
3.肉に火が入り、タレにとろみが付いてきたら火を止める。
4.器にリーフレタスとカイワレ大根をのせ、3を盛り付け、七味唐辛子を振る。
「シャトー・メルシャン ももいろ」に合わせたいのは、『チキンのパワーサラダ』。
ボリュームが有りながらもヘルシーな一品です。チキンの味わいと、豆腐×オリーブオイルのコクが、辛口ロゼの「ももいろ」とよく合います。
【材料】2人分
<A>
サラダチキン(スライス)……120g
水菜(3cm幅)……1/3束
人参(千切り)……1/4本
玉ねぎ(スライス)……1/6個
紅大根(千切り)……1cm
ひじき缶詰……大さじ2
豆腐……100g
オリーブオイル……大さじ2
塩……適量
粉チーズ……小さじ2
【作り方】
1.Aの材料をざっくりと混ぜ、器に盛り付ける。
2.豆腐、オリーブオイルをボウルに入れ、ハンディーミキサーで撹拌し、塩を加えて味を調える。(ミキサーが無い場合はホイッパーで混ぜる)
3.1に粉チーズを振り、2をかける。
「シャトー・メルシャン 萌黄」に合わせたいのは、『レモンの炊き込みご飯』。
レモンで炊き込みご飯!?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、レモンとオリーブ、お出汁で炊いたごはんにスパイスを少々。これが驚くほど「萌黄」のもつ、シャルドネの厚み&甲州の爽やかさによく合うんです。ぜひ一度おためしください。
【材料】2人分
米……2合
レモン(薄切り)……1個
黒・緑オリーブ……各10個
めんつゆ……大さじ1と1/2
かつおだし(顆粒)……小さじ1
柚子こしょう……小さじ1
黒こしょう……適量
【作り方】
1.炊飯器に洗った米と2合分の水を入れる。
2.1にめんつゆ、かつおだし、柚子こしょうを入れ、軽く混ぜ合わせ、黒・緑オリーブ、レモンをのせ、炊く。お好みで黒こしょうを振る。