こんにちは。4月になり、うららかな春の日を感じられる暖かい季節になりました。
この度、メルシャンでは、「シャトー・メルシャン」の原料用ブドウの各産地の活動を支援するため、ドネーション企画「日本ワインの未来を応援しよう！」を4月1日（水）～5月31日（日）の期間、全国で実施しています。
「シャトー・メルシャン」を中心とした「日本ワイン」、対象商品45品の期間中の売上げ1本につき10円を、自社管理畑・契約栽培畑のある山梨県・長野県・福島県・秋田県、4県の各機関や行政の活動支援に活用していただくという企画です。
本年で３年目となるこの企画ですが、昨年は、合計金額 1,800,000 円を日本ワイン産業の発展を目指し、支援しました。
本日は、以前、Report＆Newsでもお伝えさせていただきましたが、いままでの支援金が日本ワインの未来の応援にどのように活用していただいたのか、改めてご紹介させていただければと思います。
＜福島県での取り組み＞
福島県会津美里町新鶴地区では、契約栽培農家の皆さまとともに、1975年以降40年以上にわたりワイン用ブドウの栽培を行っており、現在も、良質で充分に成熟した「シャルドネ」が栽培・収穫されています。
福島県では2018年、この「日本のワインを応援しよう！」の寄付金を活用し、株式会社会津美里振興公社主催で、会津美里町産のブドウを使った新しいワインのラベルデザインを公募しました。
優秀賞：伊藤美穂さんのラべルデザイン
2018年に企画を実施し、優秀賞に選ばれた会津美里町出身の伊藤美穂さんのデザインをベースとしたラベルを使って、 「シャトー・メルシャン」の醸造家が会津美里町新鶴地区の「シャルドネ」を用い特別に醸造したワインを、2019年4月に北海道・東北地域限定で販売しました。
福島県会津美里町を象徴する「あかべこ」、「磐梯山」、「あやめ」、「ブドウ」などをモチーフにした、華やかなザインで、心地良い酸味とトロピカルな香味が楽しめるワインにぴったりのデザインです。 こちらの記事に、伊藤美穂さんの想いもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
＜秋田県(・福島県)での取り組み＞
2019年、秋田県と福島県では、ブドウ栽培（秋田県大森地区と福島県新鶴地区）及び栽培地域（横手市と会津美里町）の地域活性につながるPR誌を作成しました。 秋田、福島、のそれぞれの行政機関を通じて配布していだき、地域の魅力発信に活用していただきました。
メルシャンの契約栽培地域の中でも日本最北となる秋田県横手市大森地区では、メルシャンの白ワイン「大森産ブドウのワイン」用のドイツ系品種リースリングを生産しており、大森ワインぶどう生産組合のみなさまが40年以上栽培を続けてくださっています。
PR誌には、大森産ブドウを使用したワインの味わいと共に、ワインに合うレシピを紹介するだけでなく、地元の名産品やお祭り情報、横手市の子育て支援や移住支援・新規就農者応援の情報、実際に移住されてきた方からのインタビューなども掲載し、ワインを通じた地域の魅力をたくさん掲載していただきました。
＜長野県での取り組み＞
長野県では、塩尻市に寄付金を贈呈し、ワイン産地「塩尻」の発展と地域ブランド力の向上を目指して、産地の維持発展に資する人材を育成する目的の元、栽培、醸造技術の 習得・継承やワイナリーの起業・経営能力の向上を図るため、塩尻から日本ワインを牽引する人材を輩出する「塩尻ワイン大学」にて活用いただきました。
塩尻ワイン大学とは、ワイナリーの設立を目指す方や醸造用ブドウの栽培を目指す方々のために、塩尻市が平成26年度から開講した講座です。
塩尻市のワイン産地としての魅力と地域ブランドの強化、ワイン産業全体の活性化のために、醸造用ぶどうの栽培やワイナリー設立を目指す方を全国から募り、栽培技術・醸造技術・経営手法などを習得する機会を提供しています。
【塩尻市 塩尻ワイン大学HP】
https://www.city.shiojiri.lg.jp/tanoshimu/chiikibrand/shiojiriwaindaigaku/index.html
塩尻ワイン大学に、シャトー・メルシャン社員も講師として参加しました
シャトー・メルシャンでは、これまでも事業活動を通じた「日本ワインづくりの発展と地域社会への貢献」を目指して様々な活動を行ってまいりました。
今後も引き続き、「シャトー・メルシャン」の原料用ブドウ産地の発展を支援し、日本ワインの価値向上につながる活動を継続して参ります。
椀子ヴィンヤードにも春が訪れました。
ぜひ、ドネーション企画「日本ワインの未来を応援しよう！」へのご参加、よろしくお願いいたします。
＜DRINXでのご購入はこちらから＞
https://drinx.kirin.co.jp/wine/chm/
※対象商品はこちらをご覧ください。
https://www.kirin.co.jp/company/news/2020/0324_03.pdf